【Review】ジョーンズ ラング ラサール:東京オフィスルネッサンス  大量供給を迎えるオフィス市場と都市の活性

東京オフィスルネッサンス 大量供給を迎えるオフィス市場と都市の活性

http://www.joneslanglasalle.co.jp/japan/ja-jp/Documents/Other%20Reports/JLL_Japan_Office_Demand_201612_J.pdf

 

2016年末にリリースされたレポートですが、今までなんとなく言われていた「空室率の低下の割に賃料が上がらない」現象の要因をまとめています。

 

空室率(三鬼商事)が3%台に突入しているので、当然、新規賃料上昇も継続賃料の増額改定も行われてはいるのですが、2006年の熱狂ほどではないのはなぜか。

 

空室率は2000年以降でもっとも低かった2006~2007年並と同じでも空室量となると当時の1.5倍である、という数字はとかく空室「率」の方に目を向けがちな傾向のある中、覚えておくべき現象だと思います。

 

時事性のあるトピックなので、コンテンツの寿命は短いと思いますが、2017年8月くらいまではこの説明で引っ張れるのではないかと。