【Review】岩中祥史:名古屋の品格
本書は2000年代後半に書かれたものなので、今の名古屋とは違うところはあるかもしれないと思いつつAmazonのセール対象だったために買って読んでみました。
全般的に「~に違いない」という言い回しに代表される著者の思い込みが目立ちこれが本当に実態を表しているのかよくわからない面は多分にあるものの名古屋出身者が名古屋に抱くイメージも投影されていると思われるので、割り切って読むことはできました。また、昔ながらの喫茶店、名古屋の人の夜は早いなど実感できる点もありました。
「花泥棒」「土俵泥棒」「ギフトセット解体バーゲン」というのはまったく聞いたことがなかったので、変わった風習だとちょっと驚きました(本当にあるのかわかりませんが)
名古屋財界の五摂家(中部電力、名古屋鉄道、松坂屋、東邦ガス、旧東海銀行)の中に岡谷鋼機が入ってないのは意外でした。
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