【Review】魔夜峰央:翔んで埼玉

 

翔んで埼玉

翔んで埼玉

 

 言うまでもなく、ネットで話題になった埼玉(主に所沢)をおちょくった短編ギャグ漫画。描かれたのが1983年なので今の感覚で考えるのが難しいしそんな深いこと考えずに読むべきものだと思いますけど、埼玉が肥料の臭いがするというのは、"黄金列車"西武池袋線の揶揄なんだと思いますけど、今よりもそのイメージが生々しかったのかもしれません。また、東北新幹線が開通したのが1982年、それが都内(上野)とつながったり、埼京線が開通したのが1985年なので、今よりも東京から見た距離"感"ってあったのかなって気もします。話自体は30分くらいで読めます。

 

15年以上前、当時付き合いのあった方から「埼玉の本質は"難民キャンプ”」と言われたことを思い出しました。